100年以上も作り続けられている伝統的フランス菓子、サンマルク。聖人の名が付けられた、5層の美しいケーキです。名前を知らなくとも、姿を見れば口にしたことがあるという方も多いのでは。 時代と共に多少の変化こそあれ、形をくずしようがないと言われる完成度の高さで、今でも基本は変わりません。
レストラン佐藤のサンマルクは、その伝統を踏襲しつつ、現代風にアレンジされた仕上がり。ほろ苦さ程よく濃厚、かつ軽やかな味わいです。ケーキを支えるのは、スポンジではなく「ビスキュイジョコント」。アーモンドの粉の香ばしさと、ほのかなコアントローの香りがアクセントになり、適度な存在感があります。
2層のクリームはふわりとなめらかな口当たりの「クレームショコラ」と、「クレームサントノーレ」(チョコレートクリームとバニラクリーム)。コース料理の最後でおなかが満足しているのに、つい、もうひとつ食べたくなってしまうような、印象に残るデザートに仕上がっています。
※サンマルクは取材時のデザートです。 |